眠いんだ。

思うことを書き連ねる。

適正とやりたいこと

自分がやりたいことと自分の能力が噛み合わないことは往々にしてまあ、あることですよね。

 

高校生と関わる機会が度々あるのですがね、厚生労働省の適正検査を受けた子が、「こんな紙の試験で自分の能力を決めつけられるのは不快だ」と言っていたんですよ。それを聞いて思わず内心笑っちゃいました。いや〜〜青い。青いなあ。

 

私も前にそんなことがありました。大学のときにボイストレーニングの講座に参加していたときのことです。最後の成果発表の曲目を選ぶとき、私がこういう曲が歌いたいと先生に打診したんですよ。今も昔もロキノン厨の私です。ゴリゴリのロックです。それを聞いて先生一言、「あんぬはAdleの曲、合ってるんじゃない?」

 

それを聞いてショックを受けてしまって軽く立ち直れなくなりまして。大げさに感じるでしょうね。でも当時の私は、自分のやりたいことを行うのを否定されるのは自分の人格否定をされるのに等しいと感じていたんです。今思えばばかじゃねーの?と当時の自分を一蹴できますが!

 

努力次第で何とかなることもあるでしょうが、何を持って生まれたかは人それぞれ違う。やりたいことができるのは勿論楽しいとは思いますが、自分の能力を発揮できる場所で生きることも案外楽しいんじゃないかなあ、と最近では思います。人って変わるもんですね。ええ。